有料老人ホームの費用に関して
有料老人ホームの費用は「入居一時金」と「月額費用」で分けて考えてみることが重要になります。
入居一時金は、有料老人ホームによって金額の差異がかなりあり、0円から1億円以上する施設まであります。入居一時金については老人ホームにより償却期間が決まっているので、毎月少しずつ償却していきます。
また入居一時金には返還金制度があり、償却期間内に入居者が途中退去した場合は、未償却分は返還金として戻ってきます。
月額費用は、管理費、居住費、共益費、食費、水道光熱費、医療費、介護保険１割負担額などがあり、これらを合計して毎月の費用が決ります。
資金計画を立てる際は、入居一時金と月額費用の両方を考慮しつつ、どの程度の期間でいくらかかるのか計算する必要があります。各有料老人ホームにり表記の仕方が違うため、比較しにくい部分でもあります。
サービス付高齢者向け住宅の費用に関して
サービス付高齢者向け住宅の費用は、「敷金・礼金」と「月額費用」になります。
敷金・礼金は、一般的な賃貸契約と同様で、金額設定は0円～数百万円と様々です。
月額費用は、管理費、居住費、共益費、水道光熱費、介護保険1割負担額などになります。
グループホームの費用に関して
グループホームの費用は、「入居一時金」と「月額費用」になります。
有料老人ホームのように、入居一時金は高額になることはなく0～数百万円程になります。
月額費用は管理費、居住費、共益費、食費、水道光熱費、雑費、介護保険1割負担額などになります。
グループホームは地域密着型サービスであるため、施設と同じ市区町村内に住民票がある方でなければ入居できません。有料老人ホームよりも比較的安価で利用することができるので入居希望者が多く入居待ちになる確率が比較的高くなります。
